願いが叶わないのではなく、叶った後が怖いのかもしれない
ライオンズゲートが最大に開く8月8日、願いを増やす前に考えたいこと
8月8日が近づくと、宇宙への注文票が急に増えます。
お金。仕事。パートナー。家族の幸せ。
もちろん、願うのは自由です。
でも、ちょっと待ってください。
宇宙は、願いごとの受付窓口ではありません。
注文票に願いを書いておけば、理想の人生が玄関まで届けられるわけではないのです。
ライオンズゲートとは、毎年7月下旬から8月中旬ごろにかけて、宇宙から届くエネルギーが強まるといわれている期間です。
なかでも8月8日は、その扉が最も大きく開く日とされ、願いを言葉にしたり、理想の未来を思い描いたり、自分の内側を見つめたりするのに適した日として親しまれています。
今年、2026年は60年に一度の丙午。
さらに8月8日は、
令和8年8月8日。
「8」が三つ並びます。
こう聞くと、何か特別なことをしなくてはいけない気がしますよね。
大きな願いを書かなくちゃ。
新しいことを始めなくちゃ。
宇宙にしっかりオーダーしなくちゃ。
でも、今年の8月8日は、願いを増やす日ではなく、
その願いを生きる覚悟を決める日。
私は、そんな日にした方がいいと思っています。
願いごとは、もう増やさなくていい
ライオンズゲートの時期になると、
「願いを書きましょう」
「理想の未来をイメージしましょう」
「本当に望む人生を思い描きましょう」
という言葉をよく見かけます。
もちろん、願いを言葉にすることは大切です。自分が何を望んでいるのか分からなければ、どこへ向かえばいいのかも分かりません。
けれど、多くの人は、本当の願いがまったく分からないわけではありません。
本当はどうしたいのか。
何をやめたいのか。
この先、どんなふうに生きたいのか。
心のどこかでは、もう分かっている。
それでも動けないのは、願いが見つからないからではありません。
その願いを選んだ後に起きる変化が、怖いからです。
本当に怖かったのは、願いが叶った後だった
「もっと自分の時間が欲しい」
そう言いながら、家族の用事を先回りして、全部自分で引き受ける。
「好きなことを仕事にしたい」
そう言いながら、人からどう思われるかを気にして、何も始めない。
「もっと自由に生きたい」
そう言いながら、夫や子どもが賛成してくれるのを待っている。
これは、以前の私にもありました。
娘たちに手がかからなくなり、子育てが一段落したとき。
これまでずっと家族の予定を中心に生きてきた私には、ようやく自分の時間が戻ってくるはずでした。
ところが、いざ「これから何をしたい?」と自分に聞いてみても、すぐには答えられなかったのです。
時間がなかったからではありません。
家族のために動くことには慣れていたのに、自分のために人生を選ぶことには慣れていなかったからです。
自分のことを始めたい。
でも、家族の生活は変えたくない。
発信もしたい。
でも、誰かに嫌われたくない。
私は長い間、それを「勇気がないから」だと思っていました。
けれど、本当に怖かったのは、願いが叶わないことではありませんでした。
願いが叶った後の自分を、自分で引き受けることが怖かったのです。
自分の時間を持ったら、「家族を最優先する、いいお母さん」ではいられなくなる。
好きなことを仕事にして、失敗したらどうしよう。
発信を始めて、誰かに嫌われたらどうしよう。
自由を選んだら、夫や子どもをがっかりさせるのではないか。
願いの先にあるそんな景色を想像して、私は足を止めていました。
人生は変えたい。
でも、今の安心は失いたくない。
誰にも嫌われず、何も失敗せず、家族にも迷惑をかけず、できれば自信がついてから始めたい。
その気持ちは、よく分かります。
でも残念ながら、全部が整ってから開く扉なんて、ほとんどありません。
8月8日は、願いを引き受ける日
今年の8月8日。
願いごとを10個書く代わりに、一つだけ考えてみてください。
私は、この願いのために何を引き受けるのか。
自分の時間が欲しいなら、家族や周りに頼ることを引き受ける。
発信したいなら、全員には好かれないことを引き受ける。
好きなことを仕事にしたいなら、すぐに結果が出ない時間を引き受ける。
自由に生きたいなら、自分で決める責任を引き受ける。
休みたいなら、誰かに「怠けている」と思われることまで引き受ける。
ここでいう「引き受ける」とは、我慢することではありません。勢いで人生を壊すことでもありません。
願いに伴う変化や不安や責任も含めて、
それでも私は、こちらを選ぶ。
そう決めることです。
願いは、誰かに叶えてもらうものではありません。
叶った自分を、先に引き受けるものです。
宇宙のサインより、自分の本音を先に聞く
ゾロ目を見た。
鳥が目の前を横切った。
SNSを開いたら、考えていたことと同じ言葉が出てきた。
スピリチュアルが好きな人なら、そこに意味を感じることもあるでしょう。
私にも、「これはサインだ」と感じる出来事はあります。
サインを感じること自体が、悪いわけではありません。
ただ、サインばかり集めていると、自分の本音よりも外側の答えを優先するようになります。
宇宙はどう言っているか。
神様はどう思っているか。
夫は賛成してくれるか。
子どもは困らないか。
誰かに背中を押してもらえるか。
それを探し続けているうちに、一番大切な人の声を聞き忘れてしまう。
一番大切な人とは、自分です。
宇宙の許可より先に、自分が自分へ許可を出す。
私は、こちらの方がずっと大切だと思っています。
感情は無視しない。でも、感情に運転させない
願いを引き受けるといっても、感情の勢いで大きな決断をすればいい、という意味ではありません。
ライオンズゲートの時期には、自分の内側へ押し込めていた感情が表に出やすいともいわれています。
なんで私ばっかり。
どうせ誰も分かってくれない。
もう全部やめてやる。
そんな気持ちが、急に噴き出す日もあります。
感情が出てくること自体は、悪いことではありません。
ただ、その勢いで仕事を辞めたり、人間関係を切ったり、家族に不満をぶつけたりするのは、少し待ってください。
「ライオンズゲートだから、宇宙に背中を押された」
そう言いたくなる日もあります。
でも、ちょっと待って。
それ、宇宙からのサインではなく、ただ腹が立っているだけでは?(笑)
感情は無視しなくていい。
でも、感情に人生のハンドルを握らせないことです。
感情は、命令ではなく情報。
私は、何にこんなに反応したのか。
本当は何を我慢していたのか。
この不満は今日だけのものなのか。
それとも、何年も続いているものなのか。
すぐに答えを出さず、まず自分へ聞いてみる。
本音を確かめたうえで、小さな一歩を選ぶ。
それでいいのです。
家族を愛しながら、自分の人生も生きる
夫の仕事がうまくいきますように。
娘がいい人と出会えますように。
子どもが正しい道を選びますように。
家族の幸せを願うことは、もちろん悪いことではありません。
けれど、家族の人生まで自分の願いどおりに動かそうとすると、願いは少しずつ「コントロール」に変わっていきます。
家族丸ごと開運ママ流に言うなら、家族の運を上げたいなら、家族を動かそうとする前に、
まず、自分の人生を止めないことです。
お母さんが自分の願いを後回しにしながら、家族の願いばかり叶えようとする。
口では、
「みんなが幸せなら、私はそれでいい」
と言いながら、心の奥で、
「私はこんなに我慢しているのに」
と思っていたら、その我慢は必ず家族に伝わります。
家族のために生きるな、という話ではありません。
家族を愛しながら、自分の人生も生きる。
お母さんが我慢を続ける姿ではなく、自分の人生を楽しむ姿を見せる。
それも、家族へ渡せる大切なものだと思うのです。
8月12日までに、一つだけ動く
ライオンズゲートは、8月12日頃に閉じるといわれています。
それまでに、ノートへ三つだけ書いてみてください。
1.私が本当に望んでいること
2.今すぐ変えられない条件と、怖さから先延ばししていること
3.その願いのために、私が引き受けること
書いたからといって、人生を変えるような大決断をする必要はありません。
家族に一つ頼んでみる。
気乗りがしない予定を一つ断る。
自分のための時間を、先に予定へ入れる。
誰にも見せなくても、文章を一本書いてみる。
そのくらいでいいのです。
扉の向こうへ進む最初の一歩は、たいてい地味です。
金色の光が降り注いだり、天使が迎えに来たりはしません(笑)。
でも、そんな小さな一歩からしか、現実は変わらないのです。
8月12日になれば、ライオンズゲートは閉じるといわれています。
けれど、私たちの人生は、その後も続きます。
大切なのは、8月8日に何を願ったかではありません。
その願いのために、8月9日から何を選ぶかです。
宇宙に背中を押してもらうのはいい。
でも、最初の一歩は自分で選ぶ。
自分の人生を歩く足まで、宇宙に預けてはいけないのです。
今日もいい日だ〜🌈
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緑さん、8日に小さな一歩を踏み出そうと思っています。
願いが叶ったあと、何を引き受けるのか。考えてみようと思います^^
宇宙!?なんだなんだ?と思って一気に読みました。
一歩踏み出せない理由って、願いの先にある変化への怖さなのかもって思いました..!